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私は,ある作品について「つまらない」と思う理由がおもしろいひとは書き手として信用できると思っている。
対して、「つまらない」理由がつまらない、というより、同じ感想を抱いた人の間でしか共有できないオナニー文章を無神経に晒す書き手は嫌いだ。性質が悪い書き手だと、同じ感想を抱かない人には自分の文章がただ不快になるだけと分かっていて晒すから、その神経を疑う。
よくわからないなら、「よく分からないけど、つまらなかった」と言えばいいのに、大抵そこかしこに書き散らす輩はそのプライドからか、「わからない」とは言わない。そして不快な感想を書き散らす。
実際100人中99.9人がつまらないと言う作品はいくらでもあるが、それに対して口汚くののしるだけというのは作品に対して不誠実だ(この場合は、製作者がカスタマーに対して不誠実ともいえるかもしれないけど)。そんな言葉で悦に浸っている姿は、傍から観てて気味が悪い。より多くの人間がつまらないと思う作品であればあるほど、その姿は自然に写ってしまう。でもやっぱり私には気味が悪い。
批評は難しい。事細かな技術論や、時代背景など語るだけでは良い批評はできない。良い批評は作品に対して誠実に立ち向かって、初めて出てくるものだと思う。オラクルみたいに振ってくるか、散々悩まされるかは、定かでないけど。
と、生意気なこと書いてる私は全然まともに批評できないから、正に口だけ男だ。でも常に上記のようなことは肝に銘じている。せめて、ゴミみたいな感想、批評は出さないようにと。
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