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とっとこ動くぜチャップリン~。音楽は重要な演出手段として、いろいろ凝った使い方されているけど、街の灯をみる限り、チャップリン映画は音楽がストーリーそれ自体であり、同じくストーリーである映像と一緒に並走している感じだ。BGMとかSEって感じがしない。
徹底的に計算されつくしたチャップリンの演技あればこそ、音楽が並走できたんだろう。
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「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」
すべては不合理から生ずるのだと、ギリシャの合理的精神が唱えたように、世界は不合理で、所詮物語は見出すものであり、我々に不断に突きつけられるのは起こった事実のみである。このことを指摘し、ましてや子どもに教示しようなどすれば非難にあうだろう。子どもには酷だと。しかしそう言う人たちは、夢を見ていたいのは当の子どもではくて、大人で、子どもは常に真剣に生きていることを忘れていないか。子どもの涙が大人の涙より小さいなんてことは絶対無い、とはケストナーの言だ。子どもの頃を忘れた大人の歪んだ夢が、物語を間違った形で子どもに提供しようとする。勧善懲悪の物語が「リアル」だなんて子どもに信じ込ませ続ける真似は絶対してはいけない。壮大な物語の中を生き、挙句無差別テロを起こして破滅した人間達を忘れたのか。
この戦国大合戦は最後のシーンでこの思いに応えてくれる。クレしんだからこそできることだろう。善悪もない、原因が何かなんてよくわからない、それでも人は死に、我々は置いていかれるのだ。この事実に正面から向かい合えたとき、人はちょっとだけ優しくなれるし、強くなれる。そして、しんのすけはそれを知った。
しんのすけの最後の金打の音が、まだ耳に響いている。
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